ストレスチェックから分かる。14種類のストレス症候群の特徴 | ページ 2 | SCALE

ストレスチェックから分かる。14種類のストレス症候群の特徴

テクノスストレス症候群  コンピューター社会のストレス

職場をはじめ、生活全般がデジタル化し続ける現代社会で、そういう環境に適応できなくなり、心身の不調があらわれるものをテクノストレス症候群といいます。

パソコンなどが上手く使えないことから、うつ状態(テクノ不安症)になる

逆に若い世代に多いのは、デジタル環境にのめり込んで人間らしい感情が希薄になり、ふつうの生活ができなくなる「テクノ依存症」です

退職症候群  定年前後にうつ状態に

退職症候群は、仕事の一筋だったサラリーマンが、定年退職後に生きがいを失い、うつ状態になることを言う。また最近では、定年を迎える前に、この先の将来不安を抱く人達も同様である。

状態:家族を養うことができるのかという不安。また、家族での居場所がないのではないかという心配もある。

上昇停止症候群  これ以出世できない

 

 

職場での出世こそが人生の目標であると信じて、仕事に励んで昇進のステップを昇り続けてきたエリートサラリーマンがおちいりやすい症候群です。

状態:ある日、これ以上の出世はできないということに気がつき、すべての事がむなしく思えてしまいます。それをきっかけにやる気がなくなり、ものごとへの興味や意飲が低下して、うつ状態にな
ったり出社拒否などの症状を引き起こす。

帰宅恐怖症  帰りたくても帰れない

家に帰っても、妻は冷たく、子供にはうとまれて、一家の主のはずなのに居場所がない。
帰りたいけれど、帰ってもつらい、帰るのが怖いというのが帰宅恐怖症です。

状態:こういう場合、夫は仕事後も、会社に残ったり、飲み屋で時間を潰しがちになる。こういう生活が続くと、からだの疲労が蓄積するだけでなく、うつ状態になったり、ひどいときは蒸発や自殺に迫い込まれることもあります。

対策:できるだけ、家族とコミュニケーションをとること

サンドイッチ症候群  上司と部下の間で悩む

 

中間管理職に見られる軽いうつ病で、上司からも部下からもストレスを受けてうつ状態になります。また、仕事のことが気になって気が休まなかったりします。

対象:まじめで几帳面、役職にかかわらず周囲に気を使いすぎるので、自分の意見を通したり「ノー」と言えないタイプの人です。

対策:仕事とプライベートを上手に切り返すこと必要。

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